マンガで読み解く 人を動かす D・カーネギー
初めまして、ひるねの家内です。
前から読んでみたかった「人を動かす」。
漫画版が出ていたので飛びつきました。
「濡れ手に粟」
ラクして賢くなれるわっ!
分厚い通常盤の分も吸収してやろう!という浅はかな考えです。
半身浴しながら読破できるぐらいさっと読めてしまいます。
結論、
漫画版じゃないほう(通常版)を読みたくなった笑
結果的に漫画版と通常版二冊も買う事になろうとは。
出版社の意のままです。
内容は、「人間関係の原則」です。
難しく聞こえるかもしれませんが、そんな事はありません。
話し方講座をしていたカーネギーが、受講生に必要なのは話術以外に対人関係だと気づき、授業のために教材を作り始めるところから始まります。
哲学書や心理学書、偉人の伝記など大量の書物を読破して、授業のための素材を収集して研究するのです。
沢山のエピソードが散りばめられていて、わかりやすく、内容がすんなりと入ってきます。
読んでいる間はとっても心が洗われ清らかな自分になれた気がするし、明日から新しい自分で生きていけそうで勇気が出てきます。
けれど、現実はそう上手くは行きませんw
会社に行けば、女同士のマウンティングが始まるのです。お互いを値踏みしたり、やっかんだりと渦中の人になる。
仕事ができれば嫌味な女と言われ、反対に出来なければダメ女。
結局何かしら言われるのがオチなんです。
世知辛い現実に生きている私に対して、カーネギーは自己を振り返ることをさせてくれます。
相手の話を聞き、相手の立場になり、相手と議論しない。。。
なんだか出来そうな気がしてきます。目を閉じればそこには素敵な私が。。
キラキラした眼差しで本屋に向かい、分厚い本書を手に取るのでした。
「濡れ手に粟」の下心はすっかり泡になって弾けていきました。
本書を読む前にこちらを読んだら随分ハードルが低くなりそうです。
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