イン?アウト?どっち派?? どっちも派!!
サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 三戸 政和
先日動画で幻冬社の箕輪厚介さんの対談を見た。本に込めている編集者としてのメッセージがあるという。
とある本を読んで作者はこのように考えているのかというような表面的な話ではなく、その本からの学びをアウトプットが非常に大事であると。その本に共感しセミナーみたいなモノに参加しあの本よかったよねというのはなんの意味もないという。
おっしゃる通りで、本を読むという作業はあくまでインプットに過ぎず、読んだだけでは全くその後の人生に変化はない。
しかもそのアウトプットという作業を徹底してやり、かつ継続するパワーを持っている人間でないと成果も出ず時間も全て無駄となってしまう。実践もさることながらそれを継続し意味のあるものかどうかを判断するためには相当のパワーを必要としよう。
話は変わるが私の友人が仮想通貨のマイニングを始めたと連絡があった。クラウドファンディング型で、様々あるプランの中で彼の選んだものを実行し2年間経過すると、投資した半分のお金が毎月支払われるという。
果たして詐欺かどうかの議論は別として、実行に移した彼は偉いと思う。騙されて投資したお金がゼロになっても生活に影響しないと聞いていたので、心配はするがその結果がどうなるか非常に興味がある。
ただ私がすごく違和感を感じたのは、簡単に儲かるというだけで信じて実行に移したことである。仮想通貨がどういったものかも分からず、ただ楽してお金が入るという浅はかな考えで実行したことにある。
そう考えるとインプットせずに実行に移すということは非常にハイリスクであると思う。もはや騙されていることすら気付かず、終了してしまうのである。
その行動力は褒められるのであろうか?ものには順序がある。学ぶことをせずに実行に移すと評価ができない。最低限実行に移すのであれば並行してその事を学ぶ事をしなければならないと思う。
要はインプットとアウトプットは表裏一体でどちらも欠けてはならない。
そこで本書ですが、会社のM&Aとなると取り敢えずやってみましたとはいかない。お金さえあればM&Aできるかもしれないが当然のことながら経営がうまくいくかどうかは別問題である。
しかし、サラリーマンはその経営に必要な様々なスキルを自然と経験をさせてもらっているという。会社で働くことがインプットになっているのだ。
じゃあおM&Aするしかないじゃん!!
私がこの発想になったのはまだまだインプットが足りない証明なのだ…。
サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 人生100年時代の個人M&A入門
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