人生の教科書を得る その1
先物市場のテクニカル分析 ジョン J.マーフィー
【教科書】学校教育などで、教科の主要な教材として編纂され、学習に用いられる図書。教科書図書。
三省堂 大辞林より
学校教育で用いられるという点が若干気になりますが、私の解釈としては
ある教科(物事・事象)を学ぶ際に教師の代わりとして教えて貰える書物でありメンター的要素も兼ね備えている書物
でありましょうか。
とまぁ社会人になりますと自主学習で学ぶことも非常に多くなりますし、どこか専門学校などに通い人から教えてもらえる機会は格段に落ちます。
いずれにしましても趣味も含め何かを習得するためには学ばねばなりません。
まして専門的な技術を身に付けようと思うと誰かに教えてもらう必要も高くなるのではないでしょうか。しかしながらそれをも自己で勉強しようと思えばネット+本と構図が現代では多いのではないでしょうか。
ネットの信憑生と本の信憑性のどちらを信じるかという話にはなりますが、一つの目安としては古い書物・情報であったとしても現代でも通用するかどうかではないでしょうか。
書物の場合重版されていればそれだけでも根拠の一つとなります。
平成2年に初版の発行がされ私が購入したものは平成28年で32版ですのでロングセラーの本であることは間違いないと思います。
しかも教科書たる由縁が、読んでて全く面白くないこと。ただただ事実を淡々と述べている辺りが読書という意味での楽しみを失なわせます。
というか全く面白くない。にも関わらず時間をかけ身に付けようと思わせるのはそこには、自分のしている事の正解が書かれていると感じますし、実際にこの本(教科書)で得たものをアウトプットしてみたくなります。
本そのものは面白くないにも関わらず、強制的に読まされる感じが正に教科書と定義にふさわしいのかもしれません。
私はこの本で先物を学んだ訳ではなくチャート分析を学びました。
手元に置いておく辞書的要素も兼ね備えてますよ。
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