「人たらし」というイメージと表紙カバーは決して良くないと思わせながら、内容はいたって普通。
人たらしのブラック心理術 内藤誼人
文章自体は読みやすくまた、文字数もあまり多くもないのでスラスラというのですが、20ページぐらいで刺激が少ないので少し萎えてしまい、しばらく車の中に放置していました。
内容はというと特別な「人たらし」術ではなく人と接する際により良い印象を持たせる術、ごくごく当たり前のアドバイスが書かれております。
手前は営業職ですので注意すべき内容を確認出来て良かったなぁぐらいの感覚でした。
当然ながら人によって会話の中、付き合いの中で喜ぶポイントも、気分を害するポイントも違ってくるわけですが、本文でもそのような表記があります。読んでる方はそんなことを期待しているわけでなく、一撃必殺ないんかい!とツッコミを入れてしまいます。
正直これを読むことにより何か磨かれたという印象はありませんし、何変わったこともありません。
表紙の絵のアクの強さと「人たらし」というきつめの表現により期待が膨らんだ分残念な結果となりました。
という毒が人付き合いを悪くしているんでしょうか・・・。
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