結局なぜ武蔵が勝ったかはわからない 宮本武蔵(八)

宮本武蔵(八) 吉川英治

いよいよ最終巻ということは、佐々木小次郎との闘いというクライマックスを迎えるわけでありますが、この腰砕け感は半端なかったです。
最高潮の盛り上がりを迎えるはずが闘いのシーンもあまり緊張感がないという有様…。最後は一撃でやっつけちまう。

ただただ宮本武蔵という人物を紹介をしているかのような小説は、正直あまり好きにはなれませんでした。

どうせ小説書くんでしたらもっと引き込まれるようなものを期待してしまいます。

司馬先生のようような突き詰めた歴史小説でもなく、がっつり作り話でもない…何とも名作なのか…。

登場人物同士がギリギリで会えなかったり、すれ違いが多かったり読んでいる方のストレスは十分感じました。武蔵をずっと追っていた又八のお杉ばばも改心するという絵に描いたよう展開もなー。

吉川先生の三国志実はまだ読んでいませんが、正直躊躇してしまう。そんな全八巻でありましたが、佐々木小次郎との対決が書かれた最後の15ページほどでこの物語は終了してしまいます。

書評を書く手も進まない…

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