この作家全く知りませんが、セントアンドリュースでプレーしたらしいですわ。 / われ本日ゴルフに開眼す

この作家全く知りませんが、セントアンドリュースでプレーしたらしいですわ。

われ本日ゴルフに開眼す 高橋三千綱


人間には輝くフィールドというものがあると思う。そしてそれは決して本業であったり、現状であるとは限らない。もちろんそれに気づいたり、そこに導かれることは幸福であり所謂『天職』と言われたりもする。しかし、それを実現できる人はごくわずかであることもまた事実である。

例えば、ホンジャマカ(もはやコンビ名を知っている人は少ないか・・・)の石塚がお笑い芸人としてテレビで出るよりも、脂ぎった食べ物のを目の前にし舌を舐めずりまわしながら「まいう
ー」と訳の分からないことを言っているほうが、彼にとって幸せに見えないだろうか。彼が活きるシチュエーションはフレンドパークで動きにくい着ぐるみを着ながら、エアホッケーをするのではなく、素手で肉を食っているときなのである。

そして、作家という職業を全力で利用し、自分の輝くであろうと予測するフィールドの一つである趣味を本業にも活かすというかなり強引な結果が本書であります。

作家というのは文章で上手く表現できるので、本書のようなゴルフを題材したもの以外でも、料理やら自分の書きたいものを書けばいいわけで、かの東野圭吾が電気工学科出身であるがために小説に機械仕掛けのトリックが多いのも頷ける。

こういったモロ出しの作品はどうかという批判ではなく、単なる「羨ましい」の一言を言いたいがためにグルっと回って結局くどくなってしまいました。

やっぱり作家にはなれんな。

 

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