社長よりも偉いもの 新卒に見捨てられた会社の復活物語 西澤亮一
初心とは即ちいつまでも心に秘めなければならない一方忘れるものであり、ふとした時に思い出すという厄介な代物である。
就職活動の志望動機など誰が覚えていようか。
少し初心とは違うが似ていることは似ていると思い引き合いに出してみた。私などはそもそもがいい加減な性質であるため、当時就職活動で志望動機は何ですか?と聞かれ「就職サイトの一番上に表示されていたからである」と答えた記憶がある。
私の就職活動期は氷河期時代ということもあり、何社も試験を受けている人も多かった。
何社も受けている人間がある会社の志望動機を真面目に答えたところで、それ自体物凄く嘘っぽく感じてしまうのは私だけであろうか。
「御社の○○な社風に魅力を感じまして・・・」みないな感じであろうか。
受けている人間はその会社について褒めちぎり、おだてた挙句熱く語りだし、白々しく面接官をもおだてる。
して、面接官もバカなので合格となるわけだ。
はっきり言って面接ですべてわかることなどありえない訳である。その事実がある以上私が面接官であれば志望動機などあほな質問をせずに、単純に5分やるから好きなことプレゼンしてと言う。
自己アピールというのが客観的にその社風と合うのかを判断できるような気がするからである。
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