そのまま小説にしても十分読めそうなタイトルがたくさんあるエッセイ
司馬遼太郎が考えたこと〈3〉エッセイ1964.10~1968.8
司馬遼太郎
先日、今更ながらではありますが司馬遼太郎記念館にいってまいりました。
門前には誘導する方だったり、庭(ご立派でした)を掃除されている方だったり、入場料何百円でこんなにも人を雇えるなんて、スゲぇなと思ったものです。
中には壁一面天井までというどでかい本棚がそびえ立ち、改めてその知識の深さを知った気いたしました。そんな司馬遼太郎氏のエッセイで全十五巻からなるのがこの作品です。
何年か前に一巻を読み面白かったので続けて二巻を読みましただが、インパクトが弱くなってからは、忘れておりました。しかし、先日古本屋でまとめて売っていたものをごそりと買って帰り改めて読み始めました。
全体的に好きな時代と重なるテーマが多く幕末の興味が益々惹かれました。坂本竜馬が誰によって殺されたかもそうですが、その後竜馬自身忘れられていた人物であるのも驚きでした。本当に自分はまだまだ知らないことばかりであると叱咤激励を受けた気がいたします。
そして、その影響をふんだんに受け改めて熱く生きようと感じる今日この頃です。
世の中の人は何とも言はば言え我なすことは我のみぞ知る
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