負け虎なんて言おうものなら、どうなるか考えたくもありません。/負け犬の遠吠え 酒井順子

負け犬の遠吠え 酒井順子

巨人阪神戦を見にいている電車は甲子園に向う人で一杯で、待ち合わせを現地でしているかもしれない、若い女性が一人というのも結構いる。そして持っているブランドバックからタイガースのメガホンが見えちゃってたりする。

なぜかそのような人は不用意に話しかけたら(話しかける必要もないのだが・・・)どつかれそうな気になり、電車の中で、この本を読んでおりました。

本書では負け犬の定義付をされておりその中で、歌舞伎をみに行くなどはあります。しかし、野球を見にいくとはありません。歌舞伎に比べればセレブ感はないものの一人で応援に来ている女性をみると、間違いなく本書で言う負け犬のカテゴリーにらいれてしまいそうだ。

ただ、甲子園に阪神の応援に来ている女性阪神ファンの場合は熱狂的な方も多く、負け犬などというと噛み付かれ両腕を引きちぎられそうである。

なので負け犬の関西人万歳!としておこう。

正直この本は読んでてハッピーな気持ちにはなりません。

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